国木田 独歩

たき火

新字新仮名 約4,396字・読了目安9分

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北風を背になし、枯草白き砂山の崕に腰かけ、足なげいだして、伊豆連山のかなたに沈む夕日の薄き光を見送りつ、沖より帰る父の舟遅しとまつ逗子あたりの童の心、その淋しさ、うら悲しさは如何あるべき。 御最後川の岸辺に茂る葦の枯れて、吹く潮風に騒ぐ、そ…

作品情報

分類NDC 913
公開日1998-10-29
最終更新2014-09-17
底本 「日本文学全集12 国木田独歩石川啄木集」集英社
入力j.utiyama
校正八巻美恵

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