国木田 独歩

運命論者

新字新仮名 約22,822字・読了目安46分

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一 秋の中過、冬近くなると何れの海浜を問ず、大方は淋れて来る、鎌倉も其通りで、自分のように年中住んで居る者の外は、浜へ出て見ても、里の子、浦の子、地曳網の男、或は浜づたいに往通う行商を見るばかり、都人士らしい者の姿を見るのは稀なのである。 …

作品情報

初出「山比古 第十號」1903(明治36)年3月5日
分類NDC 913
公開日1999-05-13
最終更新2014-09-17
底本 「小田切進二編 日本の文学6 武蔵野・春の鳥」ほるぷ出版
入力Mt.fuji
校正福地博文

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