若山 牧水

樹木とその葉

19 なまけ者と雨

旧字旧仮名 約1,935字・読了目安4分

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降るか照るか、私は曇日を最も嫌ふ。どんよりと曇つて居られると、頭は重く、手足はだるく眼すらはつきりとあけてゐられない樣な欝陶しさを感じがちだ。無論爲事は手につかず、さればと云つてなまけてゐるにも息苦しい。 それが靜かに四邊を濡らして降り出し…

作品情報

分類NDC 914
公開日2001-09-07
最終更新2014-09-17
底本 「若山牧水全集 第七卷」雄鷄社
入力柴武志
校正林幸雄

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