泉 鏡花

外科室

新字新仮名 約8,464字・読了目安17分

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上 実は好奇心のゆえに、しかれども予は予が画師たるを利器として、ともかくも口実を設けつつ、予と兄弟もただならざる医学士高峰をしいて、某の日東京府下の一病院において、渠が刀を下すべき、貴船伯爵夫人の手術をば予をして見せしむることを余儀なくした…

作品情報

初出「文芸倶楽部」1895(明治28)年6月
分類NDC 913
公開日1998-08-06
最終更新2014-09-17
底本 「高野聖」角川文庫、角川書店
入力今中一時
校正浜野智

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