葉山 嘉樹

氷雨

新字旧仮名 約6,693字・読了目安13分

この作品を読む Amazonで探す

一 暗くなつて来た。十間許り下流で釣つてゐる男の子の姿も、夕暗に輪廓がぼやけて来た。女の子は堤の上で遊んでゐたが、さつき、 「お父さん、雨が降つて来たよ」 と、私に知らせに来た。 「どこかで雨を避けておいで」 と返事をしたまま、私は魚を釣り…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-10-04
最終更新2014-09-17
底本 「筑摩現代文学大系 36 葉山嘉樹集」筑摩書房
入力大野裕
校正高橋真也

葉山 嘉樹の他の作品

葉山 嘉樹の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。