葉山 嘉樹

山谿に生くる人々

――生きる為に――

新字新仮名 約33,537字・読了目安67分

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何たる事であろう。 大山は、大山の兄の死を待っていたのだ。という事を十数年後の今になって、ハッキリ知ったのである。 大山は、その二人の子供が死んだ、という知らせを受け取ったのは、木曽川の落合川の発電所で働いている時であった。 そして今、十数…

作品情報

初出「改造 第十六巻十一号」1934(昭和9)年10月1日<br>「改造 第十七巻一号」1935(昭和10)年1月1日
分類NDC 913
公開日2018-10-18
最終更新2018-09-28
底本 「葉山嘉樹 短編小説選集」郷土出版社
入力林幸雄
校正富田晶子

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