労働者の居ない船
新字新仮名 約9,008字・読了目安18分
こう云う船だった。 北海道から、横浜へ向って航行する時は、金華山の燈台は、どうしたって右舷に見なければならない。 第三金時丸――強そうな名前だ――は、三十分前に、金華山の燈台を右に見て通った。 海は中どころだった。凪いでると云うんでもないし…
作品情報
| 初出 | 「解放」1926(大正15)年5月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2010-02-24 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「日本プロレタリア文学集・8 葉山嘉樹集」新日本出版社 |
| 入力 | 林幸雄 |
| 校正 | 伊藤時也 |
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