小林 多喜二

雪の夜

新字新仮名 約15,428字・読了目安31分

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一 仕事をしながら、龍介は、今日はどうするかと、思った。もう少しで八時だった。仕事が長びいて半端な時間になると、龍介はいつでもこの事で迷った。 地下室に下りていって、外套箱を開けオーバーを出して着ながら、すぐに八時二十分の汽車で郊外の家へ帰…

作品情報

分類NDC 913
公開日2005-02-15
最終更新2014-09-18
底本 「日本文学全集43 小林多喜二 徳永直集」集英社
入力林幸雄
校正浅原庸子

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