小林 多喜二

党生活者

新字新仮名 約67,911字・読了目安136分

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一 洗面所で手を洗っていると、丁度窓の下を第二工場の連中が帰りかけたとみえて、ゾロ/\と板草履や靴バキの音と一緒に声高な話声が続いていた。 「まだか?」 その時、後に須山が来ていて、言葉をかけた。彼は第二工場だった。私は石鹸だらけになった顔…

作品情報

分類NDC 913
公開日1998-11-10
最終更新2014-09-17
底本 「党生活者」新日本文庫
入力細見祐司
校正浜野智

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