泉 鏡花

森の紫陽花

旧字旧仮名 約4,190字・読了目安8分

この作品を読む Amazonで探す

千駄木の森の夏ぞ晝も暗き。此處の森敢て深しといふにはあらねど、おしまはし、周圍を樹林にて取卷きたれば、不動坂、團子坂、巣鴨などに縱横に通ずる蜘蛛手の路は、恰も黄昏に樹深き山路を辿るが如し。尤も小石川白山の上、追分のあたりより、一圓の高臺なれ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2003-06-02
最終更新2014-09-17
底本 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店
入力門田裕志
校正鈴木厚司

泉 鏡花の他の作品

泉 鏡花の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。