豊島 与志雄

食慾

新字新仮名 約9,648字・読了目安19分

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同じ高原でも、沓掛の方は軽井沢より、霧も浅く湿気も少ないので、私の身体にはよいだろうと、そう野口は申しましたが、実際、私もそのように感じました。けれども、私の身体によろしいのと同じ程度に、野口の身体にもよろしいので、私達の間の健康の差は前と…

作品情報

初出「中央公論」1935(昭和10)年10月
分類NDC 913
公開日2008-06-05
最終更新2014-09-21
底本 「豊島与志雄著作集 第三巻(小説Ⅲ)」未来社
入力tatsuki
校正門田裕志

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