泉 鏡花

迷子

旧字旧仮名 約4,149字・読了目安8分

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お孝が買物に出掛ける道だ。中里町から寺町へ行かうとする突當の交番に人だかりがして居るので通過ぎてから小戻をして、立停つて、少し離れた處で振返つて見た。 ちやうど今雨が晴れたんだけれど、蛇の目の傘を半開にして、うつくしい顏をかくして立つて居る…

作品情報

分類NDC 913
公開日2002-05-20
最終更新2016-02-02
底本 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店
入力門田裕志
校正米田進

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