豊島 与志雄

初秋海浜記

新字新仮名 約3,631字・読了目安7分

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仕事をするつもりで九十九里の海岸に来て、沼や川や磯を毎日飛び廻ってるうちに、頭が潮風にふやけてしまって、仕事はなかなかはかどらず、さりとて東京へ帰る気もしないで、一日一日をぼんやり過してるうちに、もういつしか初秋になっていた。 潮風に頭のふ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2006-05-28
最終更新2014-09-18
底本 「豊島与志雄著作集 第六巻(随筆・評論・他)」未来社
入力tatsuki
校正門田裕志

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