豊島 与志雄

或る夜の武田麟太郎

新字新仮名 約3,473字・読了目安7分

この作品を読む Amazonで探す

その昔、といっても日華事変前頃まで、所謂土手の小林は、吾々市井の酒飲みにとって、楽しい場所だった。 この家は終夜営業していた。この点では品川の三徳と双璧だが、三徳の方は深夜になると戸を閉めるのに反し、小林の方は夜通し表戸を開け放しなのである…

作品情報

分類NDC 914
公開日2006-07-06
最終更新2014-09-18
底本 「豊島与志雄著作集 第六巻(随筆・評論・他)」未来社
入力tatsuki
校正門田裕志

豊島 与志雄の他の作品

豊島 与志雄の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。