豊島 与志雄

夢の卵

新字新仮名 約9,742字・読了目安19分

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一 遠い昔のことですが、インドの奥に小さな王国がありました。その国の王様の城は、高い山のふもとに堅い岩で造られていました。前にはきれいな谷川が流れており、後ろには広い森が茂っていました。谷川の水はいつも冷たく澄みきって、苔むした岩の間にさら…

作品情報

初出「婦人公論」1923(大正12)年3月
分類NDC K913
公開日2006-07-21
最終更新2014-09-18
底本 「豊島与志雄童話集」海鳥社
入力kompass
校正小林繁雄、門田裕志

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