豊島 与志雄

田園の幻

新字新仮名 約8,001字・読了目安16分

この作品を読む Amazonで探す

「おじさん、砂糖黍たべようか。」 宗太郎が駆けて来て、縁側に腰掛け煙草をふかしている私の方を、甘えるように見上げた。私に食べさせるというより、自分が食べたそうな眼色である。 「だって、君んとこに、砂糖黍作ってないじゃないか。」 「うん、貰っ…

作品情報

初出「世界評論」1950(昭和25)年2月
分類NDC 913
公開日2007-01-24
最終更新2014-09-21
底本 「豊島与志雄著作集 第五巻(小説Ⅴ・戯曲)」未来社
入力tatsuki
校正小林繁雄、門田裕志

豊島 与志雄の他の作品

豊島 与志雄の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。