若山 牧水

山寺

旧字旧仮名 約5,596字・読了目安11分

この作品を読む Amazonで探す

夕闇の部屋の中へ流れ込むのさへはつきりと見えてゐた霧はいつとなく消えて行つて、たうとう雨は本降りとなつた。あまりの音のすさまじさに縁側に出て見ると、庭さきから直ぐ立ち竝んだ深い杉の木立の中へさん/\と降り注ぐ雨脚は一帶にただ見渡されて、木立…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-08-19
最終更新2014-09-18
底本 「若山牧水全集 第五卷」雄鷄社
入力kamille
校正小林繁雄

若山 牧水の他の作品

若山 牧水の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。