若山 牧水

一家

旧字旧仮名 約8,352字・読了目安17分

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友人と共に夕食後の散歩から歸つて來たのは丁度七時前であつた。夏の初めにありがちのいやに蒸し暑い風の無い重々しい氣の耐へがたいまで身に迫つて來る日で、室に入つて洋燈を點けるのも懶いので、暫くは戲談口などきき合ひながら、黄昏の微光の漂つて居る室…

作品情報

初出「東亞の光」1907(明治40)年12月号
分類NDC 913
公開日2004-02-18
最終更新2014-09-18
底本 「若山牧水全集 第九卷」雄鶏社
入力林幸雄
校正今井忠夫

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