岡本 綺堂

離魂病

新字新仮名 約7,372字・読了目安15分

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一 M君は語る。 これは僕の叔父から聴かされた話で、叔父が三十一の時だというから、なんでも嘉永の初年のことらしい。その頃、叔父は小石川の江戸川端に小さい屋敷を持っていたが、その隣り屋敷に西岡鶴之助という幕臣が住んでいた。ここらは小身の御家人…

作品情報

初出「新小説」1925(大正14)年7月
分類NDC 913
公開日2005-08-13
最終更新2014-09-18
底本 「異妖の怪談集 岡本綺堂伝奇小説集 其ノ二」原書房
入力網迫、土屋隆
校正小林繁雄、門田裕志

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