杉田 久女

朱欒の花のさく頃

新字新仮名 約2,248字・読了目安4分

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私が生れた鹿児島の平の馬場の屋敷というのは、明治十年鹿児島にわたって十七年間も住っていた父母が、自ら設計して建てた家なので、九年母や朱欒、枇杷、柿など色々植えてあったと母からよく聞かされていた。 城山の見える其家で長兄をのぞく私達兄弟五人は…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-11-27
最終更新2014-09-18
底本 「杉田久女随筆集」講談社文芸文庫、講談社
入力杉田弘晃
校正小林繁雄

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