杉田 久女

瓢作り

新字旧仮名 約1,731字・読了目安3分

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今年私は瓢作りを楽しみに、毎朝起きるとすぐ畠へ出てゆく。 まづ門傍のポプラの枝へはひ登つて、ぶらりと下がつてゐる大瓢が一つ。これはまるでくくりのない、丁度貧乏徳利みたいにそこ肥りのした奴。私がこないだ虚子先生にお目にかかりに別府迄行つてきて…

作品情報

分類NDC 914
公開日2003-08-01
最終更新2014-09-17
底本 「花の名随筆8 八月の花」作品社
入力氷魚
校正多羅尾伴内

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