高山 樗牛

清見寺の鐘声

旧字旧仮名 約1,816字・読了目安4分

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夜半のねざめに鐘の音ひゞきぬ。おもへばわれは清見寺のふもとにさすらへる身ぞ。ゆかしの鐘の音や。 この鐘きかむとて、われ六とせの春秋をあだにくらしき。うれたくもたのしき、今のわが身かな。いざやおもひのまゝに聽きあかむ。 秋深うして萬山きばみ落…

作品情報

分類NDC 914
公開日2004-01-19
最終更新2014-09-18
底本 「現代日本文學全集 第十三篇」改造社
入力三州生桑
校正今井忠夫

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