寺田 寅彦

年賀状

新字新仮名 約3,336字・読了目安7分

この作品を読む Amazonで探す

友人鵜照君、明けて五十二歳、職業は科学的小説家、持病は胃潰瘍である。 彼は子供の時分から「新年」というものに対する恐怖に似たあるものを懐いていた。新年になると着なれぬ硬直な羽織はかまを着せられて親類縁者を歴訪させられ、そして彼には全く意味の…

作品情報

初出「東京朝日新聞」1929(昭和4)年1月1日、3日
分類NDC 914
公開日2003-11-29
最終更新2014-09-18
底本 「寺田寅彦全集 第三巻」岩波書店
入力砂場清隆
校正多羅尾伴内

寺田 寅彦の他の作品

寺田 寅彦の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。