岸田 国士

チロルの古城にて

新字旧仮名 約504字・読了目安1分

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ベルサイユの講和条約に、国境劃定委員会が出来て、その一分科である墺伊両国間の国境劃定に日本からも委員を出すことゝなつて服部兵次郎少将(当時中佐)が任命され、私は通訳として随行した。少々古い話だが――。 墺伊の国境にはチロルといふローマ時代の…

作品情報

初出「時事新報」1935(昭和10)年3月15日
分類NDC 914
公開日2009-11-16
最終更新2014-09-21
底本 「岸田國士全集22」岩波書店
入力tatsuki
校正門田裕志

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