浪漫趣味者として
―― Ibi omnis effusus labor ! ――
新字新仮名 約4,595字・読了目安9分
H――氏と云って、青年の間に評判の高いロマンティストと懇意を得たことがあった。 H――氏は、散歩に出る時の外は、何もしないで、下宿の好ましい調度で品よく飾った部屋に寝ころんでいることが多かった。少からぬ親の遺産が預金してあるという噂であった…
作品情報
| 初出 | 「新青年」博文館、1929(昭和4)年11月 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2008-11-16 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「アンドロギュノスの裔」薔薇十字社 |
| 入力 | 森下祐行 |
| 校正 | もりみつじゅんじ、土屋隆 |
渡辺 温の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。