渡辺 温

アンドロギュノスの裔

新字新仮名 約5,783字・読了目安12分

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――曾て、哲人アビュレの故郷なるマドーラの町に、一人の魔法をよく使う女が住んでいた。彼女は自分が男に想いを懸けた時には、その男の髪の毛を或る草と一緒に、何か呪文を唱えながら、三脚台の上で焼くことに依って、どんな男をでも、自分の寝床に誘い込む…

作品情報

初出「新青年」1929(昭和4)年8月
分類NDC 913
公開日2001-10-30
最終更新2014-09-17
底本 「アンドロギュノスの裔」薔薇十字社
入力森下祐行
校正もりみつじゅんじ

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