渡辺 温

遺書に就て

新字新仮名 約10,362字・読了目安21分

この作品を読む Amazonで探す

1 その朝、洋画家葛飾龍造の画室の中で、同居人の洋画家小野潤平が死んでいた。 コルク張りの床に俯伏せに倒れて、硬直した右手にピストルを握り、血の流れている右の顳顬には煙硝の吹いた跡がある。 恰度葛飾は昨夜から不在で、それを最初に発見したのは…

作品情報

初出「新青年」1929(昭和4)年5月
分類NDC 913
公開日2001-10-30
最終更新2014-09-17
底本 「アンドロギュノスの裔」薔薇十字社
入力森下祐行
校正もりみつじゅんじ

渡辺 温の他の作品

渡辺 温の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。