長塚 節

土浦の川口

旧字旧仮名 約3,792字・読了目安8分

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冬とはいふものゝまだ霜の下りるのも稀な十一月の十八日、土浦へついたのはその夕方であつた、狹苦しい間口でワカサギの串を裂いて居る爺はあるが、いつもの如く火を煽つてはワカサギを燒いて居るものは一人も見えないので物足らず淋しい川口を一廻りして、舟…

作品情報

初出「馬醉木 第九號」1904(明治37)年2月27日
分類NDC 915
公開日2004-04-08
最終更新2014-09-18
底本 「長塚節全集 第二巻」春陽堂書店
入力林幸雄
校正今井忠夫

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