菜の花
旧字旧仮名 約9,991字・読了目安20分
一 奈良や吉野とめぐつてもどつて見ると、僅か五六日の内に京は目切と淋しく成つて居た。奈良は晴天が持續した。それで此の地方に特有な白く乾燥した土と、一帶に平地を飾る菜の花とが、蒼い天を戴いた地勢と相俟つて見るから朗かで且つ快かつた。京も菜の花…
作品情報
| 初出 | 「ホトトギス」1909(明治42)年8月1日号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 914 |
| 公開日 | 2004-03-15 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「長塚節全集 第二巻」春陽堂書店 |
| 入力 | 林幸雄 |
| 校正 | 伊藤時也 |
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