長塚 節

才丸行き

旧字旧仮名 約4,062字・読了目安8分

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起きて見ると思ひの外で空には一片の雲翳も無い、唯吹き颪が昨日の方向と變りがないのみである、 滑川氏の案内で出立した、正面からの吹きつけで體が縮みあがるやうに寒い、突ンのめるやうにしてこごんだ儘走つた、炭坑會社の輕便鐵道を十町ばかり行つて爪先…

作品情報

初出「馬醉木 第二卷第三號」1905(明治38)年5月29日
分類NDC 914
公開日2004-04-08
最終更新2014-09-18
底本 「長塚節全集 第二巻」春陽堂書店
入力林幸雄
校正今井忠夫

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