豊島 与志雄

犬の八公

新字旧仮名 約4,936字・読了目安10分

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一 或る山奥の村に、八太郎といふ独者がゐました。呑気な男で、皆のやうに一生懸命に働いてお金をためることなんか、知りもしないし考へもしないで、のらくらとその日その日を送つてゐました。食物がなくなると、日傭稼ぎに出たり、遠い町へ使ひに行つたりし…

作品情報

初出「童話」コドモ社、1926(大正15)年7月
分類NDC K913
公開日2012-01-21
最終更新2014-09-16
底本 「日本児童文学大系 第一六巻」ほるぷ出版
入力菅野朋子
校正門田裕志

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