新美 南吉

輪まはし

新字旧仮名 約103字・読了目安1分

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ついぢの 椿の花のした、 ここから 輪まはし かけてつた。 木ぎれで ひいた横の線、 ここから からから かけてつた。 帽子に 椿の花插して、 ぬくとい 垣根に そつてつた。 ついぢに 凭れてあつち見て、 あの子が ひとり まつてゐる。

作品情報

初出「チチノキ」1933(昭和8)年8月
分類NDC K911
公開日2011-02-01
最終更新2014-09-21
底本 「日本児童文学大系 第二八巻」ほるぷ出版
入力菅野朋子
校正noriko saito

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