牧野 信一

街上スケツチ

新字旧仮名 約1,524字・読了目安3分

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明るいうちは風があつたが、陽が落ちると一処に綺麗に凪いで、街は夢のやうにうつとりとした。――円タクの運転手が、今年の冬は実に長かつた! と力を込めて話しかけた後に、然しまた、これからは事故が多くなるので、浮々しては居られない、事故では自転車…

作品情報

初出「文藝春秋 オール讀物号 第一巻第三号」文藝春秋社、1931(昭和6)年6月1日
分類NDC 913
公開日2010-01-24
最終更新2016-05-09
底本 「牧野信一全集第四巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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