牧野 信一

鵞鳥の家

新字旧仮名 約7,745字・読了目安15分

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(満里子の手帳から――) 一 冬のお休みになつたら今年もまた兄さん達といつしよに赤倉のスキーへ行くことを、あんなに楽しみにしてゐたのに、いざとなつたら母さんが何うしてもあたしだけを許して下さらないのだ。 「お前さんはもう学生ぢやないんだから…

作品情報

初出「婦人倶楽部 第十七巻第五号」大日本雄辯会講談社、1936(昭和11)年5月1日
分類NDC 913
公開日2010-12-04
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第六巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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