牧野 信一

小川の流れ

新字旧仮名 約23,710字・読了目安47分

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一 或日彼は、過去の作品を一まとめにして、書物にすることで、読みはじめると、大変に情けなくなつて、恥で、火になつた。――身も世もなき思ひであつた。 就中、純吉といふ主人公が出て来る幾つかの作品では、堕落を感じて、居たゝまれなかつた。「純吉」…

作品情報

初出「文藝春秋 第六巻第九号」文藝春秋社、1928(昭和3)年9月1日
分類NDC 913
公開日2010-08-26
最終更新2014-09-21
底本 「牧野信一全集第三巻」筑摩書房
入力宮元淳一
校正門田裕志

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