岡本 綺堂

麻畑の一夜

新字新仮名 約11,285字・読了目安23分

この作品を読む Amazonで探す

一 A君は語る。 友人の高谷君は南洋視察から新しく帰って来た。日本でこのごろ流行する麻つなぎの内職に用いる麻は内地産でない。九分通りはマニラ麻である。フィリピン群島に産する麻のたぐいはすべてマニラ麻の名をもって世界に輸出されている。高谷君が…

作品情報

初出「慈悲心鳥」国文堂書店、1920(大正9)年9月
分類NDC 913
公開日2006-12-06
最終更新2014-09-18
底本 「鷲」光文社文庫、光文社
入力小林繁雄、門田裕志
校正松永正敏

岡本 綺堂の他の作品

岡本 綺堂の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。