泉 鏡花

怪談女の輪

旧字旧仮名 約7,837字・読了目安16分

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枕に就いたのは黄昏の頃、之を逢魔が時、雀色時などといふ一日の内人間の影法師が一番ぼんやりとする時で、五時から六時の間に起つたこと、私が十七の秋のはじめ。 部屋は四疊敷けた。薄暗い縱に長い一室、兩方が襖で何室も他の座敷へ出入が出來る。詰り奧の…

作品情報

分類NDC 913
公開日2007-05-07
最終更新2014-09-21
底本 「鏡花全集 巻二十七」岩波書店
入力門田裕志
校正土屋隆

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