久生 十蘭

川波

新字新仮名 約9,089字・読了目安18分

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第二次大戦がはじまった年の七月の午後、大電流部門の発送関係の器材の受渡しをするため、近くドイツに行くことになっていた大電工業の和田宇一郎が、会社の帰りに並木通りの「アラスカ」のバアへ寄ると、そこで思いがけなく豊川治兵衛に行きあった。 「よう…

作品情報

初出「別冊文藝春秋 第五十一号」1956(昭和31)年4月
分類NDC 913
公開日2020-11-28
最終更新2020-10-28
底本 「久生十蘭全集 Ⅱ」三一書房
入力門田裕志
校正芝裕久

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