佐左木 俊郎

秋草の顆

新字新仮名 約3,992字・読了目安8分

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寡黙と消極的な態度とは私達一族の者の共通性格と言ってもいいのだ。私は郷家に帰省して、二三日の滞在中、殆んど父母と言葉を交わさずに帰って来ることが少なくなかった。父もまた、田舎からわざわざ私達に会いに出て来ながら、妻の問いに対してほんの二言か…

作品情報

初出「今日の文学」1931(昭和6)年1月号
分類NDC 913
公開日2007-08-10
最終更新2014-09-21
底本 「佐左木俊郎選集」英宝社
入力田中敬三
校正小林繁雄

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