佐左木 俊郎

機関車

新字新仮名 約5,921字・読了目安12分

この作品を読む Amazonで探す

一 その線は、山脈に突き当たって、そこで終わっていた。そしてそのまま山脈の貫通を急がなかった。 山脈の裾は温泉宿の小さい町が白い煙を籠めていた。停車場は町端れの野原にあった。機関庫はそこから幾らか山裾の方へ寄っていた。温泉の町に始発駅を置き…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-09-24
最終更新2014-09-17
底本 「佐左木俊郎選集」英宝社
入力大野晋
校正しず

佐左木 俊郎の他の作品

佐左木 俊郎の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。