佐左木 俊郎

骨を削りつつ歩む

――文壇苦行記――

新字新仮名 約5,319字・読了目安11分

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惑いし途 私が作家として立とうと決心したのは、廿一の秋で、今から五年前の事である。そうと意志のきまるまでは、随分種々と他動的に迷わされていたが、私を決心に導いてくれたものは私の病気だった。 私は廿一の歳に二度病気をした。第一回目は関節炎で、…

作品情報

分類NDC 914
公開日1999-12-06
最終更新2014-09-17
底本 「佐左木俊郎選集」英宝社
入力大野晋
校正湯地光弘

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