佐左木 俊郎

秘密の風景画

新字新仮名 約4,516字・読了目安9分

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一 伸子は何か物の堕ちる音で眼をさました。陽が窓いっぱいを赤くしてガアンと当たっていた。いつもの習慣で、彼女はすぐ隣のベッドに眼を引き寄せられた。ベッドは空いていた。姉の美佐子は昨晩も帰らなかったのだ。 昨晩も扉に錠をせずに眠ってしまったこ…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-11-15
最終更新2014-09-17
底本 「佐左木俊郎選集」英宝社
入力大野晋
校正しず

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