天竜川
新字旧仮名 約14,963字・読了目安30分
一 山又山の上を、何日も偃松の中に寝て、カアキイ色の登山服には、松葉汁をなすり込んだ青い斑染が、消えずに残つてゐる、山を下りてから、飯田の町まで寂しい宿駅を、車の上で揺られて来たが、どこを見ても山が重なり合ひ、顔を出し、肩を寄せて、通せん坊…
作品情報
| 分類 | NDC 291 915 |
|---|---|
| 公開日 | 2003-06-12 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「現代日本紀行文学全集 中部日本編」ほるぷ出版 |
| 入力 | 林幸雄 |
| 校正 | 門田裕志 |
小島 烏水の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。