宮本 百合子

日記

19 一九三三年(昭和八年)

新字新仮名 約1,980字・読了目安4分

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八月十一日 国府津の海岸。夕方の六時すぎから七時、七時半、段々あたりが暗くなる裡に上げ潮の白い波頭が遠く二宮の海岸の方にまでよせては引く景色が実に美しい。 渚に立って、足の先を波に洗わせながら自分は、思いに沈んでいた。 愛するものの逞しい腕…

作品情報

分類NDC 915
公開日2017-05-31
最終更新2017-03-11
底本 「宮本百合子全集 第二十四巻」新日本出版社
入力柴田卓治
校正青空文庫(校正支援)

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