尾崎 放哉

海

新字旧仮名 約2,515字・読了目安5分

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庵に帰れば松籟颯々、雑草離々、至つてがらんとしたものであります。芭蕉が弟子の句空に送りました句に、「秋の色糠味噌壺も無かりけり」とあります。これは徒然草の中に、世捨人は浮世の妄愚を払ひ捨てゝ、糂汰瓶ひとつも持つまじく、と云ふ処から出て居るの…

作品情報

分類NDC 914
公開日2007-09-03
最終更新2014-09-21
底本 「日本の名随筆 別巻21 巡礼」作品社
入力浦山敦子
校正noriko saito

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