寺田 寅彦

映画雑感(Ⅶ)

新字新仮名 約2,134字・読了目安4分

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一 影なき男 一種の探偵映画である。しかしこの映画のおもしろみはストーリーの猟奇的な探偵趣味よりもむしろウィリアム・パウェルという男とマーナ・ロイという女とこの二人の俳優の特異なパーソナリティの組み合わせと、その二人で代表された特異な夫婦間…

作品情報

初出「渋柿」1935(昭和10)年10月10日
分類NDC 778
公開日2012-06-29
最終更新2014-09-16
底本 「寺田寅彦全集 第十巻」岩波書店
入力米田
校正富田倫生

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