斎藤 茂吉

雷談義

新字旧仮名 約3,532字・読了目安7分

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一 雷のことをイカヅチと云つて、古事記にも大雷、黒雷等とあるが私は嘗てイカヅチは厳槌で、巨大な槌といふ語原だらうと思ひ、上代人が、彼の響きを巨大な槌を以て続けさまに物を打つと考へたその心理を想像したのであつたが、それは素人的な理窟で、実は間…

作品情報

初出「東京朝日新聞」1937(昭和12)年8月25~27日
分類NDC 914
公開日2006-11-29
最終更新2014-09-18
底本 「斎藤茂吉選集 第十一巻」岩波書店
入力しだひろし
校正門田裕志

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