薄田 泣菫

茶話

02 大正五(一九一六)年

新字旧仮名 約175,768字・読了目安352分

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風ぐすり4・12(夕) 蚯蚓が風邪の妙薬だといひ出してから、彼方此方の垣根や塀外を穿くり荒すのを職業にする人達が出来て来た。郊外生活の地続き、猫の額ほどな空地に十歩の春を娯まうとする花いぢりも、かういふ輩に遭つては何も角も滅茶苦茶に荒されて…

作品情報

初出「大阪毎日新聞」1916(大正5)年4月12日~12月22日
分類NDC 914
公開日2013-06-15
最終更新2014-09-16
底本 「完本 茶話 上」冨山房百科文庫、冨山房
入力kompass
校正仙酔ゑびす

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