佐藤 垢石

濁酒を恋う

新字新仮名 約3,123字・読了目安6分

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遠からず酒の小売値段は、いままでの倍額となるらしい。つまり、一升三円であったものが六円ということになるのだろう。 だから、晩酌を二合ずつやった者は、一合にへらさなければ勘定が合わなくなる。私など、それで辛抱するよりほかに致し方がないと観念し…

作品情報

分類NDC 914
公開日2007-04-27
最終更新2014-09-21
底本 「完本 たぬき汁」つり人ノベルズ、つり人社
入力門田裕志
校正仙酔ゑびす

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