夏目 漱石

艇長の遺書と中佐の詩

新字旧仮名 約2,049字・読了目安4分

この作品を読む Amazonで探す

昨日は佐久間艇長の遺書を評して名文と云つた。艇長の遺書と前後して新聞紙上にあらはれた広瀬中佐の詩が、此遺書に比して甚だ月並なのは前者の記憶のまだ鮮かなる吾人の脳裏に一種痛ましい対照を印した。 露骨に云へば中佐の詩は拙悪と云はんより寧ろ陳套を…

作品情報

初出「東京朝日新聞 文芸欄」1910(明治43)年7月20日
分類NDC 914
公開日2003-04-10
最終更新2014-09-17
底本 「漱石全集 第十六巻」岩波書店
入力砂場清隆
校正小林繁雄

夏目 漱石の他の作品

夏目 漱石の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。